「 投稿者アーカイブ:technofer 」 一覧
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2024/11/21 -基礎編・理論編
故横山哲夫先生は、個人が人生を通じての仕事にはお金を伴うJOBばかりでなく、組織に属していようがいまいが、自己実現のためのWORKがあるはずであるという鋭い分析のもと数多くの研究成果を出されてきております。 先生には多くの著者がありますが、今回はその中からキャリアコンサルタントの役に立つ「個立の時代の人材育成」-多様・異質・異能が組織を伸ばす-の核となるところを紹介したいと思います。 2020 年9月に経済産業省の「持続的な企業価値の向上と人的資本に関する研究会」から「人材版伊藤レポート」が公表されました。同報告書は、企業経営者や人事部門の方たちによく読まれています。この報告書が出されてから「 …
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2024/11/19 -実践編・応用編
今回はキャリコンサルタントの活動において、相談実施の包括的な推進と効果的な実施能力について説明します。 ■キャリアコンサルタントがひととおりの相談実施のためのスキルを理解したうえで求められる「より効果的に進めるための能力」について説明します。キャリアに関わる教育・普及活動をはじめ5つのポイントがあります。 1.キャリアに関する教育・普及活動 2.環境への働きかけの認識と実践 3.ネットワークの認識と実践 4.ョン自己研鑽・スーパービジョン 5.姿勢キャリア開発・形成支援者としての姿勢 ■1.キャリアに関する教育・普及活動 キャリアコンサルタントは、個人や組織だけでなく、社会一般に対しても、さま …
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2024/11/17 -基礎編・理論編
前回に続き、キャリアコンサルタントが行う相談の6ステップについて、第四ステップ~第六ステップを説明します。 第一ステップ :「自己理解」の支援 第二ステップ :「仕事理解」の支援 第三ステップ :「啓発的経験」の支援 第四ステップ :「意思決定」の支援 第五ステップ :「方策実行」の支援 第六ステップ :「新たな仕事へ適応」の支援 我が国のキャリアコンサルティング技法の礎である、「キャリア・コンサルタント技法等に 関する調査研究報告書」(平成 13 年 厚生労働省)では、次の内容が示されている。 「個人のキャリア形成は、(1)自己理解、(2)仕事理解、(3)啓発的経験(意思決定を行う前 の体験 …
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2024/11/15 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの行う相談過程には6つのステップがあります。 第一ステップ :「自己理解」の支援 第二ステップ :「しごと理解」の支援 第三ステップ :「啓発的経験」の支援 第四ステップ :「意思決定」の支援 第五ステップ :「方策実行」の支援 第六ステップ :「新たな仕事へ適応」の支援 今回、開発した技法はキャリア形成の 6 つのステップ(自己理解・しごと理解・啓発的経験・ 意思決定・方策の実行・新たな環境への適応)をベースにしつつ、ポストモダンの理論等も反 映させ、個人が未来を予測し、職業生活設計、職業選択、職業能力の開発・向上に取り組む動 機づけを与えることを目的として開発されてい …
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2024/11/13 -国家試験
Aさんの「キャリコンサルタント養成講座」受講奮闘記をお伝えしています。 Aさんは中小企業に勤めている小学生と4歳半の子供をもつ女性ですが、ある事をきっかけに「キャリアコンサルタント」という資格を知りました。厚生労働省の国家資格であること、企業の中で人間関係の相談に乗ってあげられる力を付けられることなどを知り、どこかの「キャリアコンサルタント養成講座」を受けたいとNetで多くの「キャリアコンサルタント養成講座」を調べました。 その結果テクノファの「キャリアコンサルタント養成講座」が自分に合うのではないかと思い、3か月にわたる12日間「キャリアコンサルタント養成講座」講座を受講することに決めました …
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テクノファでは2004年に横山哲夫先生のご指導でキャリアコンサルタント養成講座を立ち上げさせていただいて以来、今年まで実に20年もの間先生の思想に基づいたキャリアコンサルタント養成講座を開催し続けさせていただきました。 先生はモービル石油という企業の人事部長をお勤めになる傍ら、組織において個人が如何に自立するか、組織において如何に自己実現を図るか生涯を通じて研究し、又実践をされてきた方です。先生は、個人が人生を通じての仕事にはお金を伴うJOBばかりでなく、組織に属していようがいまいが、自己実現のためのWORKがあるはずであるという鋭い分析のもと数多くの研究成果を出されてきております。 先生には …
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2024/11/09 -基礎編・理論編
横山哲夫先生が2019年6月に逝去されてもう5年経ちました。 先生には多くの著者がありますが、今回はその中からキャリアコンサルタントが知っておくと良い「個立の時代の人材育成」-多様・異質・異能が組織を伸ばす-の核となるところを紹介したいと思います。 最近、人的資本の開示義務、JOB型人事など日本の会社においては終身雇用制度から新しい人事制度への脱皮がいろいろな場面で議論されています。 いままでの制度では、 ⅰ)最先端の知見を有する人材など専門性を有する人材が採用しにくい、 ⅱ)若手を適材適所の観点から抜てきしにくい、 ⅲ)日本以外の国ではジョブ型人事が一般的となっているため社内に人材をリテイン …
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2024/11/07 -国家試験
Aさんはあるとき「キャリアコンサルタント」という資格を知りました。厚生労働省の国家資格であること、企業の中で人間関係の相談に乗ってあげる力を付けることなどを知り、どこかの「キャリコンサルタント養成講座」を受けたいとネットで多くの「キャリコンサルタント養成講座」を調べました。その結果テクノファの「キャリコンサルタント養成講座」が自分に合うのではないかと思い、3か月講座を受講することに決めました。決めた理由は20年の「キャリコンサルタント養成講座」の歴史と「組織と個人の共生」ということにありました。ここからはAさんが経験し、奮闘したテクノファ「キャリコンサルタント養成講座」の様子をお伝えします。 …
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2024/11/05 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタント基礎編・理論編としてアサーション、グループワークなどカウンセリングの基礎的スキルに関して説明をします。 ■アサーション キャリアコンサルティングの相談において、キャリアコンサルタントは的確なフイードバックができることに加えて、適切な助言や提言ができることも求められる場合があります。そのためには、積極的傾聴のスキルに加えてアサーションも必要となります。アサーションとは、アサーティブの動詞ですが、いわゆる日本語の自己主張とは違います。「自分のことを大切にしながら同時に相手のことも大切にして、自分の気持ち、意見、信念などをその場に合った適切な方法で正直に、率直に表現する」ことで …
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2024/11/03 -基礎編・理論編
キャリアコンサルタントの相談実施における留意事項について説明します。 故木村周氏は著書『キャリアカウンセリング(改訂新版)』のなかで、キャリアガイダンスとキャリアカウンセリングについて、その他広く行われているガイダンスやカウンセリングと比較して、その特徴を述べています。 ■キャリアコンサルタントの相談の特徴 ①問題行動の除去や治療ではなく、個人のよりよい適応や成長、あるいは発達を援助することに重点を置く。 ②進路の選択、職業選択、キャリアルートの決定などの具体的な目標達成を目指すことを援助する。 ③特定の理論や手法にとらわれず、さまざまな理論や手法を使用する。 ④6つのステップ(キャリアガイダ …